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業界の常識は非常識

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

 

先日、所属しているある業界団体の勉強会でアパレル会社さんのお話しを拝聴しました。

 

 

 

このアパレル会社さんは、元は卸がメインで商売をされていましたが、四代目の現社長が業界の急速な

衰退を予感してEC(イーコマース)を使った直販を始められました。

 

 

 

ECの黎明期ということもあり、最初はなかなか売れず大変なご苦労をされたそうです。

 

 

 

それでも諦めず努力を継続され、今では業界では知らない人がいないくらい知名度も業績も抜群の企業になりました。

 

 

 

示唆に富んだ様々なお話しをお聞きしましたが、その中で個人的に最も印象に残ったのがタイトルにもなっている

 

 

 

『業界の常識は非常識』

 

 

 

という言葉です。

 

 

 

『業界の常識通りに経営していたら会社は潰れる』と言われていたのが印象的でした。

 

 

 

悪しき業界慣習に従った商売を継続していては、自社の業績や業界の衰退を黙認することになり

いずれは同業他社と共倒れになるということです。

 

 

 

実は、私が現在顧問をさせていただいている各社さんも、業界の常識を非常識ととらえ、早い段階から

異端児的に業界慣習に風穴を開けてきた企業ばかりです。

 

 

 

例えば、卸会社がメーカー化したり小売業に参入したりということです。

 

 

 

しかし、当然の話ですが、卸会社が小売業に参入するということは、卸先(客先)と同じ商売を始める

ということですので、同業社からは勿論、卸先(客先)からも批判を受けることになります。

 

 

 

かといって、下がり続ける業績を黙認することは出来ません。

 

 

 

社運を掛けて思い切った舵きりをした訳です。

 

 

 

当時は白い目で見られることもありましたが、各社とも様々な苦労を乗り越えて業績を立て直したり

大きく売上を伸ばして成長して、業界を背負って立つ企業へと変身しています。

 

 

 

今では逆に、当時の非常識な行為が業界のスタンダードになっていたりします。

 

 

 

ここで重要なのは、決して本業を捨てるということではないという点です。

 

 

 

いかに本業を活かすか?

 

 

 

あくまで本業にドメインに置いて、業界的には非常識な取り組みを実行し、本業を復活させる。

 

 

 

こういった発想と取り組みが重要であると思います。

 

 

 

本業を捨てて、これまでにやったこともない新規事業を始めたところで上手くいくはずがないのです。

 

 

 

それは、過去多くの企業がチャレンジしてことごとく失敗の運命を辿ってきた歴史が証明しています。

 

 

 

いずれにしても自社が所属する業界が古ければ古いほど様々な業界慣習がつきまといます。

 

 

 

それらにとらわれず、時流に適応しながら柔軟な経営を行い、最終的には業界を違った角度から

復活させたり盛り上げるのに貢献するということが大事なのだと思います。

 

 

 

さながら、日本のプロ野球選手がメジャーに行って経験を積んで帰ってくることで、日本の野球が

また良くなる・強くなるというような感じですね。

 

 

 

 

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中小企業・ベンチャーの売上アップコンサルティングはお任せください。

「即時業績アップ」 をモットーに、時流適応しながら着実に成長するための

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ウェブ制作、営業代行、集客プロモーションも対応可能です。

出口総合コンサルティング

代表 出口 康介(イデグチ コウスケ)

〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-6-13 新大阪御幸ビル6F

TEL:06-6195-2266 / FAX:06-6195-9746

【お問合せはこちらからどうぞ: ideguchi@ide-con.com 】

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拡大戦略の終焉【後編】

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

本日は、前号に続き、拡大戦略の終焉【後編】をお送りいたします。

 

 

 

大手が拡大戦略を採って目先の業績を無理に伸ばすことに躍起になっているうちに

実は日本の流通業の事態はもっと深刻な方向へと向かっているように思います。

 

 

 

 

【日本のスーパー業界を取り巻く課題】

 

 

・過剰出店による飽和状態(誰も儲からない超競合状態)

 

 

・競争によるスーパー業界全体の疲弊

 

 

・卸主導⇒小売り主導⇒消費者主導へ 消費者の声への過剰反応

 

 

・消費者の買い物レベルの低下(知識や経験の不足)

 

 

・価格最優先(旬の美味しさや鮮度ではない)

 

 

・(消費者による)高品質への過剰要請

 

 

・理不尽なクレーマーの増加

 

 

・所得低下による食費節減

 

 

・核家族化、高齢化による消費量の低下

 

 

・加工食品への依存度アップ

 

 

・高齢化による買い物難民の増加(遠くて行けない、重くて持てない)

 

 

・家庭の味の伝承が途絶えている

 

 

・外食頻度の向上

 

 

・週末まとめ買いの増加

 

 

・大規模商業施設への一極集中

 

 

・「食」以外の消費増大(携帯、ゲームなど趣味系)

 

 

・偏食の増加(ダイエット、生活習慣のみだれ)

 

 

・一家団欒の消滅

 

 

・プロ農家の減少

 

 

・TPP問題

 

 

 

 

日本の流通業界には数え上げれば切がないくらい問題が山積しています。

 

 

これらの方向に課題の矛先を向けて柔軟な発想で大きな取り組みを検討し、課題解決に向けた取り組みを

やっていく必要があると思います。

 

 

 

●仕入れ先とどう取り組むか?

 

 

●産地やメーカーとどう取り組むか?

 

 

●業界の垣根を越えて流通業界全体でどう取り組むか?

 

 

 

その中で、これらの課題を解消できるような成長戦略であれば、誰もが賛同して協力してくれるでしょう。

 

 

規模が大きくなり過ぎた大手量販店に課題解決のリーダーになることを期待するのは難しいでしょう。

 

 

そういう意味では、これからは臨機応変な戦略を立てられる地域密着の個性的な中小スーパーの

時代になるのではないかと思うのです。

 

 

私の顧問先の中小スーパーをはじめ、昨年から全国各地の地方スーパーを視察して回っていますが

一つ言えることは地方の中小スーパーの方が消費者の支持が強い。

 

 

それは、消費者だけでなく、仕入れ先を大事にしたり、自社スタッフの成長をサポートしたり、地域に貢献するなど、

地域密着で関係者全員が幸せになる経営を実践しているからに他なりません。

 

 

大手量販店の「安い価格と仕組みで運営されるセルフ販売」に対抗するために、その真逆をいく様々な取り組みを

されていますが、中には大手チェーンを完全に封じ込めて地域一番店を展開している企業もあります。

 

 

こういった地方の中小スーパーを見に行くと本当に学びが多く、そこで働くスタッフの皆さんが

イキイキされていますので元気になります。

 

 

彼らは実は横のつながりが非常に強く、お互いに切磋琢磨して勉強や研究を続けています。

 

 

こういった地方の個性的な中小スーパーが今後の日本の流通業を変えていくのだと思います。

 

 

 

 

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拡大戦略の終焉【前編】

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

誰も幸せにならない「拡大戦略」というものがあると思います。

 

 

かつて、大手量販店が採用して「見た目(規模)だけ」大きくなってきた戦略です。

 

 

しかし、ここ数年の大手量販店の低迷を見ると、過去の拡大戦略が終焉を迎えたことが分かります。

 

 

これまで「お客様のために」という大義名分の下、多くの企業が拡大路線に足を踏み入れてきました。

 

 

結果、規模だけは大きくなって、中には上場までした会社もあります。

 

 

しかし、何のために拡大するのでしょうか?

 

 

「拡大は生き残るために必要だ!!」

 

 

本当にそうなのでしょうか?

 

 

「競合店に対抗するためには拡大しかない!!」

 

 

競合対策の結果の存続だけが全てなのでしょうか?

 

 

そこまでして拡大戦略を採ってどうするのでしょうか?

 

 

私は、これまで大手量販店が採用してきた「身勝手な拡大戦略」は悪魔に魂を売ったようなものだと思っています。

 

 

大量仕入れによるコスト叩きでは、「この価格で対応出来ないなら他に切り替えるからいいよ」という

やり取りが行われてきました。

 

 

「(消費者に)安く提供するために」というもっともらしい理由を掲げ、物流の効率化という名目で

各地に自社センターを作りました。

 

 

その結果、卸業者は「一括納品させてもらう代わりのセンター利用フィー」を強制的に支払わされることになりました。

 

 

大手量販店と取引きする卸売市場の多くの仲卸は、ギリギリまで値段を叩かれても取り引きを継続し、

イヤでもセンターフィーを支払わざるを得ません。

 

 

なぜなら、取引きボリューム(大手量販店への売上依存度)が大きすぎて止めようにも止めれない状態なのです。

 

 

相手(大手量販店に商品を売っている卸売業者)が喜ばないコスト叩きや物流効率化は誰も幸せにならないのです。

 

 

また、多くの消費者に良い商品を提供するという名目で大手企業が作った「都合の良い規格」によって

日本の農業、水産業、畜産業をはじめ多くの業界が大きなダメージを受けてきました。

 

 

例えば、生鮮食品の中でも、農産物は過去にこの「都合の良い企画」によって大きな辛酸をなめてきました。

 

 

大き過ぎる/小さ過ぎる、長過ぎる/短か過ぎる、曲がっている、小キズがある、土や虫が

付いているなどなどです。

 

 

しかし、本来は自然を相手に日々悪戦苦闘されている農家さんにとって「曲がっていようが大き過ぎようが

キュウリはキュウリ」なのです。

 

 

毎日苦労して作った野菜を売って、また来年作付をする。

 

 

日本の農家さんはこれまでそうやって農業を守り、生計を立ててきました。

 

 

日本の農業界では「高齢化による後継者不足」が大きな問題となっていますが、農業の拡大再生産を

封じ込めた大手の策略にこそ大きな問題があるのです。

 

 

最近では、上記のような規格外品が「訳あり品」ということで脚光を浴び、徐々に消費者の手元に

届くようになっている(農家さんの売上になっている)ことは非常に喜ばしいことです。

 

 

このような「身勝手な拡大戦略」の結果、一時的に売上や利益が上がり、それを使ってまた次の新店舗へ投資する…。

 

 

大手量販店というのはこの繰り返しで大きくなってきました。

 

 

しかし、こういった事をやっていて

 

 

 

仕入れ先(生産者や卸売業者)は幸せになるのか?

 

 

お客様は幸せになるのか?

 

 

自社のスタッフは幸せになるのか?

 

 

地域に恩返し出来るのか?

 

 

 

次号へ続く…。

 

 

 

 

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押し売りしてませんか!?

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

自動車ディーラーで定期メンテナンスを受けた時のことです。

 

 

担当の営業マンから『水弾きが良くなるので¥1,080でワックスしませんか?』と言われました。

 

 

ワックスしたら水弾きすることくらい知っています(笑)

 

 

たまたまワックス強化月間だったのかな(笑)?

 

 

 

私:『外置きだけど、このシミ(外置き特有の垂れシミ)も無くなりますか?』

 

 

担当者:『いや、それはちょっと無理ですね…』

 

 

私:『ですよね。なら結構です』

 

 

 

自動車のセールスマンなら車を見ればすぐに外置きであることが分かる私の愛車(笑)

 

 

一体何のために『水弾きワックス』を勧めてきたのか。

 

 

会社に言われているから?

 

 

強化月間だから(笑)?

 

 

しばらくして検査が終わると、担当者が来て今度はこう言いました。

 

 

 

担当者:『バッテリーの状態が非常に悪いですね。今在庫はあります。¥25,000で替えれますが、どうしますか?』

 

 

私:『どういう状態ですか?』

 

 

担当者:『(テスターの検査結果レシートを見せて)この値が低いですね~。普通だとこの上の値に近いのですが、ちょっと低すぎます』

 

 

私:『えっ、でも全然平気ですよ?バッテリー上がったことも無いし』

 

 

担当者:『そうですか。走行が少ないのでちゃんと充電されていないのだと思います』

 

 

私:『このままだと何か問題ありますか?』

 

 

担当者:『エンジンを掛ける時に一番負担が掛かりますので、今後は支障が出る可能性はあります』

 

 

私:『そうですか…。では、何か支障が出たら替えます』

 

 

担当者:『そうですか、分かりました』

 

 

 

自分ではない検査スタッフが、機械を使った誰でも出来る簡単な検査をやって、あたかも『ちゃんと検査しました』

と言わんばかりの対応でお金を払うかどうかの判断を求めてきました。

 

 

知り合いに自動車整備を20年やっているプロの自動車整備士がいて、ディーラー整備(整備士)の品質(技量)の低さ、

どんな検査をやるかを全て知っていたので少々腹が立ちました。

 

 

『(心の中で)あなたは客をなめてるのですか?』

 

 

まぁそんなことはどうでも良いのですが、ド素人のお客様に対して、実はあまり大したことのない検査結果を、

あたかも一大事かのようにもってきて商品やサービスを売ろうとする。

 

 

こういうスタンスでやっているから自動車ディーラーというサービスは衰退していくのだと思います。

 

 

先ず、現場で整備を最低3年実務経験をしっかり積んでから営業担当やセールススタッフにならないと、

いくら高い費用をかけて『営業ノウハウ』の研修に出しても全く意味は無いでしょう。

 

 

新卒で1、2年の新人さんならまだしも、50代のベテランセールスマンがこの対応では、世界のTOYO●●でも

国内需要を獲り続けていくことは難しいでしょう。

 

 

『ド素人だから簡単に丸め込める』と思ってどの客にも同じ対応をしていたら、どこかで痛い目に遭う。

 

 

そういう『緊張感』というか『危機感』というか…を持って対応すべきだし、尚且つ『プロとしての経験則』に基づく

『提案やアドバイス』が出来ないと大事な既存客がどんどん逃げていくように思います。

 

 

お金を支払った後に知り合いから、

 

 

『何だよ、普通に使ってるだけならバッテリーなんて2年や3年で替えなくたって平気だよ!』

 

 

『えぇっ、そうなの!?何だよ騙された(怒)!!!』

 

 

こんな話を聞かされたら、もう二度とこのお店で新車購入やメンテナンスを受けようと思わなくなります。

 

 

皆さんも、今一度自社の営業スタイルを見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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感度を上げる

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

先日、顧問先の若手営業マンから毎月の営業報告を受けていた時の話です。

 

 

先輩営業マンに同行して何件か営業回りをさせてもらったというので、その感想を聞いてしました。

 

 

 

私:「営業同行をさせてもらってどうでしたか?」

 

 

若手営業マン:「そうですね~、うぅ~ん…。色々なお客様がいますね…」

 

 

私:「先輩はお客様とどんな話をしていましたか?」

 

 

若手営業マン:「何か世間話的な感じでしたね」

 

 

私:「ほう…世間話ですか…。そのやり取りを聞いて何か気付いた事はありましたか?」

 

 

若手営業マン:「そうですね~、特に…」

 

 

 

まぁ、ざっとこのようなやり取りでした。

 

 

私も新卒で会社に入った時は同じような状態だったと思いますので懐かしい気持ちになりました(笑)

 

 

何事にもアンテナを高くして感度を上げるというのは、特に若い人たちにとって非常に重要ではないかと思います。

 

 

ボーッとしていたら何も感じず、気付かず、チャンスは目の前を通り過ぎていきます。

 

 

これは意図的に訓練しないとなかなか身に付くものではありません。

 

 

自分が営業マンで、お客様に何かを売り込もうとする時には、必ずこの『高い感度』が必要になります。

 

 

よく、「あの人は営業が上手だ」とか「私は営業が得意です」という人がいますが

そういった人たちというのは間違いなくこの感度が人より高いのです。

 

 

どれだけ素晴らしい資料を作れても、喋り(プレゼン)が上手でも、それだけではトップセールスにはなれません。

 

 

感度が低いと営業というのは上手くいかないものです。

 

 

これはガチンコの営業だけに限らず、ネット通販で商売する時や家族や友人と接する時にも

必要なスキルだと思います。

 

 

特に、相手の顔を見ずに商売が出来てしまうネット通販では、顔を合わせて喋る営業より

もっと高いレベルでこのスキルが必要となるように思います。

 

 

私もまだまだ半人前ですが、昔はこれで苦労しました。

 

 

特に、感度の高い経営者とお話しする際は、完全に相手のペースに飲まれて軽くあしらわれていることが

分かってしまいます。

 

 

「どうすればこういう経営者から契約をもらえるのだろうか?」と何度も悔しい思いをして自分なりに考えて

色々と訓練をしました。

 

 

先ずは、自分の中でモデルにする優秀な先輩を見つけて、徹底的に真似をしました。

 

 

本を読む時は良いと思ったところをノートに書きだしたり、まとめたりもしました。

 

 

出張であちこ行く機会があったので、看板や広告を見て何がポイントかを常に考えるといったこともやりました。

 

 

他にも色々と試しましたが、自分から積極的にそのよに仕向けないと私のような凡人は

なかなか感度を上げることは出来ません。

 

 

今でも変わらずやっていますが、目の前の出来事を客観的に見て、「もし自分が相手の立場だったらどうして欲しいか?」

を常に考えて営業したり行動する癖付けを自らに課して毎日過ごすようにしています。

 

 

特に今時の「ゆとり世代」は、何事も口を開けて待っているような人が多いので、感度を上げて自分から貪欲に

営業を仕掛けていくような訓練をしなければなかなか一人前の営業マンになれないように思います。

 

 

 

 

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一番店でも足元をすくわれる

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



ミスタードーナツがコンビニドーナツに押されています。



・ミスドの店舗数が2016年3月末時点で1,366店


・セブンの店舗数が17,491店


・ローソンの店舗数が12,276店


・ファミマの店舗数が16,970店


(※コンビニ全体で約50,000店超といわれている)



セブン+ローソン+ファミマのコンビニ大手三社だけでも46,737店あります。


彼らが『100円コーヒー』に続いて『ドーナツ』も売り始めたわけですが、『ミスド対コンビニ』という意味では
店舗数で約34倍もの差があります。


ミスドがイートイン(店内飲食)+テイクアウト、コンビニがテイクアウトなので、おそらくテイクアウト客の数が
コンビニに食われているのだと推測されます。


この話題で最も恐ろしいのは、巨大資本が本気で攻めてきたら、トップシェアの専門店でも太刀打ちできないという点です。


ブランド力(知名度)、店舗数、スケールメリットを活かした圧倒的な低価格・高品質などなど。


特に、今回はコンビニが相手ということで、バックには大手商社がついています。敵う訳がないのです…。


ちなみに、クリスピー・クリーム・ドーナツも閉店ラッシュということです。


ところで、皆さんの業界ではいかがでしょうか?


今回のケースのように、巨大資本を持つ大手小売業が攻めてくる可能性はゼロと言い切れるでしょうか?


特に利益率の高い商品を販売している業界は、いつこのような事態が起きても不思議ではありません。


出店場所(テナント)を検討する必要がなく、家賃や人件費も抑えられる『EC市場』において、同じ現象が起きる可能性は
極めて高いと言えるのではないでしょうか。


いつかやって来るかもしれないその日に備えて、日頃から準備をしましょう。




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実店舗とECの違い

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



今日は、今さらながら『実店舗とECの違い』について考えてみようと思います。


実店舗とECそれぞれについて『消費者目線』でメリットを書きだしてみました。



【実店舗のメリット】

・商品の実物を五感で体験出来る


・徒歩、自転車、自動車で行ける


・試食・試着が出来る


・生の接客を受けることが出来る


・実際に見て、触りながら選べる・買える


・POPなどでお買い得商品など情報が分かりやすい


・臨時の「値引き」、「セール」、「オマケ付与」などを受けやすい


・様々な演出を体験出来る(クリスマスにツリーを飾ってサンタの衣装を着てプレゼントを渡す)


・毎日違った売り場を体験出来る(繁盛店は飽きさせないために常に売り場を変えるので)


・現金決済出来る


・ホスピタリティを感じられる(高齢者の買い物補助、荷物運びなど)


・臨場感、ライブ感を感じられる(今朝仕入れたマグロを解体しています!)


・他店と複合(協業)してワンストップで便利(スーパーとドラッグストアの併設)


・ついで買いしやすい


・値切れる


・その場で要望を言える(魚を3枚におろして)


・買ったらすぐ使える、食べられる、着れる


・お買得商品が一目で分かるチラシなど分かりやすい販促媒体と接する機会が多い(販促による提案を受けられる)




【EC(ネット通販)のメリット】

・多くの商品を見ることが出来る(ショップ側は在庫が無くても売れる)


・商圏(距離)的な制約が無い


・24時間・365日いつでも自分のタイミングで買える


・(自分の好きなお店で買える(多店舗展開している場合は楽天でもYahooでも本店でも)


・接客を受けなくて良い


・(コストをかければ)最短翌日には受け取れる


・多くの情報を事前にチェック出来る(動画、ページなど)


・他店との価格比較がしやすい


・ネット上で一番安い店で買える


・移動中などに商品をチェック出来る


・他人の意見を参考に出来る


・決済方法を選べる


・ギフト対応をしてもらえる


・貰ったポイントを他店でも使える


・過去の購入履歴が分かる


・商品をレコメンドしてくれる



いかがでしょうか?ECの方はちょっと無理やり的なところもありますが、概ねこのような感じではないでしょうか。


もし他にもっとあったら教えてください!


このように見てみると、EC化率が伸び悩む(一気に伸びない)のも分かります。


『ECが当たり前』の世代が成長するまでもう少し時間が掛かるのではないかと思います。


と同時に、どこかでECの頭打ち(もうそれ以上伸びない)は確実にやってくること、『その時の備え』を
今からしておかなければならないとも思います。


業界によって時間差はあれど、『その時=ECの頭打ち』は必ずやってくるのです。




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流行言葉に流されない

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



皆さんは今流行(はやり)の言葉に踊らされていませんか?


例えば昨年前半に大流行した『オムニチャネル』という言葉。


2016年に入って一回も聞いていません(笑)


どこから来て、どこに行ってしまったのでしょうね…。


昨年、この言葉に踊らされた人は結構多いのではないでしょうか。


私の周辺にも実際にいるのですが、『この言葉を聞いて販売チャネルを増やした』などという人もおられると思います。


Googleで『オムニチャンネル』を検索するとどうなるでしょうか?
一度お試しください。


何やら難しい言葉が並んで私のようなスペックの小さい頭からは煙が出そうです(笑)


いつもセミナーなどでお話しするのですが、『オムニチャネル』など難しい言葉を使わなくても
小売業の進化の歴史を見れば答えは明白です。


誰かがトレンドを創ろうとしたのか、カッコいい言い方をしようとしたのかは知りませんが
要は簡単なことを難しく言ってあたかも最近出来上がった概念かのように『見せかけているだけ』なのです。


しかし、例えば有名人や偉い人が『これからはオムニチャネルの時代だ!』などと言うと
『へぇ~そうなのか!わが社も対応しなきゃ!!』となってしまうのです。


『オムニチャネル』について言えば、要は小売業がこれまでやってきたことと何の違いもありません。


そうです、元々小売業を専門にご商売をされてきたプロの小売業者さんであれば
『オムニチャネルって初めて聞く言葉だけど、つまりはうちがこれまでやってきたことだよ?』
と思うはずです。


そう、それが正解なのです。


『オムニチャネル』以外にもここ数年色々な『流行言葉』が出現しては消えていっていると思います。


例えば、『ビッグデータ』や『越境EC』なども同じ類です。


『ビッグデータ』は顧客数が数千、数万ある大企業の分析に使うもので、中小企業では
『売上管理、顧客管理、商品管理、在庫管理』など、日々皆さんがやっておられることです。


『越境』は今に始まったことではありません。オムニチャネルとも関わってきますが
遠い昔から海を越えて商売をしていた企業はたくさんいました。


『日本では売れないから海外に行くんだ!』とおっしゃる方がいますが、日本で売れないのに海外で売れるのか?
それは『越境』ではなく『逃亡』では?と言いたくなります。


いずれの言葉も、確かに旬のキーワードかもしれませんが、中小企業である自社にとって『本当に必要か?』ということです。


『自社に必要』ということは、つまり今対応しないと将来の経営に影響が出るか?ということです。


一過性の流行言葉に踊らされて物事の本質を見失っては元も子もないのです。もっとよく考える必要があると思うのです。




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中小企業・ベンチャーの売上アップコンサルティングはお任せください。

「即時業績アップ」 をモットーに、時流適応しながら着実に成長するための

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ウェブ制作、営業代行、集客プロモーションも対応可能です。


出口総合コンサルティング  代表 出口 康介(イデグチ コウスケ)

〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-6-13 新大阪御幸ビル6F

TEL:06-6195-2266 / FAX:06-6195-9746

【お問合せはこちらからどうぞ: ideguchi@ide-con.com 】

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小田原の蒲鉾一番店『鈴廣』に学ぶ

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



先月末に顧問先の社員旅行に同行させていただいた際に小田原市にある蒲鉾専門店「鈴廣」を見学しました。


一般の企業でもEC企業(ネットショップ)でも、ぜひ一度は見学をお勧めします。


地場にある資源をフル活用した非常に優れた企業の一つだと思います。


今回は、そんな鈴廣さんの見学で感じたポイントをご紹介します。




【立地】

新幹線小田原駅から車で約10分、箱根登山鉄道の風祭駅前かつ東海道(1号線)沿線で
小田原厚木道路の箱根口が目の前という好立地をそのまま観光地化している。



【見学のポイント】

目前に広がる海からの新鮮な海産物と箱根温泉を活かしたビジネスモデル


電車客、マイカー客、バス団体客をそのまま入店させる


『お土産』、『食事(飲酒)』、『休憩』という旅にまつわる三種の神器とも言うべきサービスをハイクオリティで提供


ハイイメージつき大衆商法を実践して『超プッシュ方売り場』を展開
⇒『1商品、1コーナー、1ターゲット、1コンセプト、1提案』がいくつも展開


各コーナーにある試食(ケチケチした少量ではなく大量に新鮮な試食が置かれている)


地元の魚を使った蒲鉾コーナー
⇒『今日は漁獲が少なかったので商品のご用意がありません』


商品を包む風呂敷販売コーナー
⇒日本独自の伝統文化も伝える


通販顔負けのラッピングサービス


地場商材とのミックス提案(※蒲鉾と地ビール)


イートインコーナー(※これは外せないポイント)


夏休みの子供連れには欠かせない蒲鉾作り体験コーナー


おはぎ・饅頭コーナー
⇒蒲鉾のメインターゲットである中高年者の「一休み」には欠かせない


高級商材販売コーナーは別棟にして営業
⇒創業150年にふさわしい暖簾と看板


高級和菓子店のような雰囲気と商品パッケージは『羊羹のとらや』を彷彿とさせる


蒲鉾1本¥3,500、職人が細工を施した蒲鉾1本¥3,800など


少し低めのガラスケースの中に商品サンプルと和紙などに書かれた商品説明


女性店員さんは丁寧で物静かで落ち着いた接客


字がキレイ(※これは実は重要なポイント)




【総評(カンブリア宮殿の村上龍的に読んでくださいw)】

見学を終えて、出口はこんなことを考えた。


蒲鉾という一点突破商品を磨き続けて150年。


表の顔は老舗蒲鉾メーカーでありながら、実は『旅行にまつわるお土産・食事(酒)・休憩』
の三大サービスを提供する一大コンツェルン。


老舗の看板にとらわれることなく、その時代の最先端をゆきながら
観光業的なビジネスモデルで地元に貢献している。


多くのファンに愛され次の100年を見据えて変化することを恐れない。


地元の観光資源と水産資源をフルに活かしながら『老舗として変えてはいけないこと』と
『老舗を守り続けるために変えなければならないこと』を巧みに使い分る
地域活性化請負企業だと感じた。



皆さんも、小田原に行かれた際にはぜひ見学してみてください。



鈴廣:https://www.kamaboko.com/


鈴廣の理念:https://www.kamaboko.com/corporate/


ネットショップ:http://ec.kamaboko.com/




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営業会議の心得

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



『雪が降ったので数字未達でした』


『競合店のセールと被って売上取れませんでした』



数字報告(営業)会議で現場担当者から上がってくる声の代表的なものですね。



『何が原因かさっぱり分かりません!』



こう言われるよりまだましでしょうか…。


毎回の数字報告会議がイヤだなぁ~と思っている方は多いと思います。


しかし、『過去の結果』は変えられないので『結果として未達だった』ことは問題ではないのです。


ここで問題なのは、



1)雪が降ること、競合店が同じタイミングでセールを打つことが事前に分からなかったのか?


2)事前に分かっていて手を打たなかったのか?


3)未達分を取り返す意志はあったのか?


4)未達分を取り返すための具体的なプラン(施策と数字)を練ったのか?


5)短期間で未達分を取り返すためにアクションを起こしたのか?



経営者は、これらの点について知りたいと思っているし、やらなかったことに腹を立てる訳なのです。


つまり、営業会議に挑む時は、



1)競合店が同じタイミングでセールを打つことが事前に分かっていました!


2)きっと未達になると思ったので事前に●●(大枠で)のような手を考えました!


3)その週のうちに▲▲円、当月中に■■円分の未達分を取り返そうと思いました!


4)未達分を取り返すための具体的なプランは①、②、③です!


5)当月中に未達分を取り返すために①~③のアクションを起こした結果、やっぱり未達でした!



最低でもこれくらいの準備はしておく必要があります。


更に、



6)今回はこういう結果で未達だったので、次回同じことをやる時は~~しようと思います!



ここまでいって合格点になります。


何か『未達時の上手い言い訳講座』みたいになりましたが、毎日数字を意識して、考えてクリアする癖付けをすれば
必ず営業の力が付いてきます。


結果として、数ヶ月、数年後には予算通り数字をクリア出来る営業担当者、店長に成れると思うのです。


こういう内容の会議にすれば、実は数字確認は10分程度で終わって、後は『成功事例共有』や
『クレーム共有』など有意義な内容に時間を使えます。


楽しい営業会議、ワクワクする営業会議にしたいものですね。




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