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月別アーカイブ: 2016年6月

脇道に逸れず自分の本流をいく

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

今日は少し長い時間車で移動しなければならなかったのですが、たまたま聞いていたTVの音声で

俳優の大和田伸也さんが高倉健さんにお世話になったエピソードを話されていました。

 

 

大和田伸也さんは売れない役者時代を長らく過ごし、ようやく巡り合ったチャンスを見事に活かして

人気俳優の道を歩み始めたそうです。

 

 

しばらくして『誠実な若者の役』で主演を演じることになり、そのドラマが大ヒットしたそうです。

 

 

すると、その後に入ってくる役は同じような『誠実な若者の役』ばかりになったそうです。

 

 

与えられた役を頑張って演じることで大和田伸也さんは役者として花開いたのです。

 

 

しかし、役者という仕事に慣れてくるに連れて『自分はもっと色々な役を演じたい!』と思うようになっていったそうです。

 

 

そんな時、憧れの大スター高倉健さんと共演することになりました。

 

 

共演の合間の休憩時間に、思い切って高倉健さんに自分の正直な思いをぶつけたそうです。

 

 

 

『自分には誠実な若者の役ばかりしか来ないが、本当はもっと他にも色々な役を演じたい』

 

 

 

若い大和田さんのこの相談に対して高倉健さんが優しく次のようにアドバイスをされたそうです。

 

 

 

『君が言っている”色々な役”というのは枝でしかない。君の根幹となる役に徹しなさい』

 

 

 

高倉健さんが一般の人々からだけでなく多くの同業者からも長きに渡って愛され

尊敬される理由がよく分かりました。

 

 

役者業のことはよく分かりませんが、役者に慣れてきて色々な役を演じたくなるという

大和田さんの気持ちは理解出来ます。

 

 

私も駆け出しのコンサルタント時代、少し仕事が出来るようになって天狗になった時期がありました。

 

 

自分が開拓した業界が地味でカッコ悪いので、もっと目立つ花形の業種に鞍替えしようと思った時期もありました。

 

 

しかし、一つの業種を究められないコンサルタントに、どうして他の業種のコンサルタントが務まるでしょうか。

 

 

自分の本流(根幹)は何か?

 

 

 

『一点突破、全面展開』

 

 

 

この言葉が無ければコンサルタントとしてかなり遠回りしていたに違いない。

 

 

 

『一点突破=一つの仕事をとことん極める』

 

 

 

『全面展開=一つを究めたら同じやり方で別の仕事を究める。その繰り返しで他の業種にも徐々に対応出来るようになる』

 

 

 

きっと高倉健さんも若かりし頃の大和田伸也さんにそのことを伝えたかったに違いない。

 

 

このような素晴らしいアドバイスが出来る高倉健さんは勿論素敵なのですが、それを素直に受け入れて

実行に移した大和田さんの人間性もまた素晴らしいと思います。

 

 

今後もブレることなく、自分の信じる本流をとことん追求しよう。

 

 

 

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中小企業・ベンチャーの売上アップコンサルティングはお任せください。

「即時業績アップ」 をモットーに、時流適応しながら着実に成長するための

「集めて、売って、再注文させる」仕組みをご提案いたします。

ウェブ制作、営業代行、集客プロモーションも対応可能です。

出口総合コンサルティング

代表 出口 康介(イデグチ コウスケ)

〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-6-13 新大阪御幸ビル6F

TEL:06-6195-2266 / FAX:06-6195-9746

【お問合せはこちらからどうぞ: ideguchi@ide-con.com 】

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社長ができない事を求めるべからず

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

哲学者であり教育者でもある森信三先生は、子供の躾(しつけ)について次のような言葉を遺されています。

 

 

 

■ 森信三先生 しつけの三原則 ■

 

 

(一) 朝のあいさつをする子に。
それには先ず親の方からさそい水を出す。

 

 

(二) 「ハイ」とはっきり返事のできる子に。
それには母親が、主人に呼ばれたら必ず「ハイ」と返事をすること。

 

 

(三) 席を立ったら必ずイスを入れ、
ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に。

 

 

引用元:森信三の世界(http://www.jissenjin.or.jp/

 

 

 

「挨拶する子」、「返事する子」、「後片付けする子」に育てることが躾(しつけ)だと。

 

 

私も三人の子供がいるので毎日のようにこの三点を子供たちに言っています(笑)

 

 

というか、叫んでいます(笑)

 

 

親戚の「お下がり」でいただいたオモチャや本が山のようにあるので、特に「後片付け」については毎日です。

 

 

それはさておき、森信三先生の「しつけの三原則」で最も注目すべき点は、子供に「挨拶する子」、「返事する子」、

「後片付けする子」を言い聞かせなければならないということではなく、先ず親が日頃から率先して模範を示して

いなければならないという点です。

 

 

ここで、連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉を思い出します。

 

 

これは「子育てのコツ」として、私が長女を授かって以来、父親から常々言われてきた言葉でもあります。

 

 

 

『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ』

 

 

 

山本五十六の言葉を躾に置き換えるとこうなるでしょう。

 

 

先ずは親である自分が率先してやる。

 

 

つまり背中で模範を示すということです。

 

 

次に、幼い子供でも分かるように優しく説明して実際にやらせてみる。

 

 

そして、ちゃんと出来た時はしっかり誉めて(おだてて)自信を付けてやる。

 

 

これを繰り返すことで躾として頭と躰に沁み込み、普段の立居振舞いにも表れるようになるのだと思います。

 

 

では、この内容を会社の人材育成で考えるとどうなるでしょうか?

 

 

会社(中小企業の)組織では、社長が親で、社員は子供のような関係です。

 

 

どの会社にも経営者(親)が思う「わが社の社員であるための基本姿勢」みたいなものがあると思います。

 

 

明確に言葉で書かれていない場合が多いと思いますが、社員教育や人材育成をしっかりしようと思ったら

先ずはその考え・想いを言葉にすることです。

 

 

それは、社長自身が日頃から実践している事でなければならないと思います。

 

 

社長が出来ないことを社員に求めることはナンセンスです。

 

 

「格好いいこと言っても社長全然出来てねぇじゃん(笑)」ではダメなのです。

 

 

まして社長が出来ないことを習得させるために外部の研修に出すなどというのは最も効果が出ない

やり方であると思います。

 

 

社長が日々の仕事の中で模範を示して背中で語り、社員に教えてやらせてみて、上手くいった時は

恥ずかしいけれどちゃんと言葉で誉めてやらねば人は育たないと思うのです。

 

 

 

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経営者にとって会社とは何なのか?

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

メッセージアプリ大手の上場承認のニュースが世間を騒がせています。

 

 

昨年末の郵政三社同時上場以来の大型上場で、時価総額は6,000億円になりそうだとのこと。

 

 

既に会社を去って別会社を運営している元代表。

 

 

上場を果たしたら株式を売却してキャピタルゲインで大金持ち?

 

 

おそらく使いきれないほどの巨万の富を手に入れることでしょう。

 

 

『元社長すげぇなぁ!!大金持ちになったな!!』

 

 

残されたスタッフはそのように賞賛の声を上げるだろうか…。

 

 

『何だよ自分だけ。これまで頑張ってきたのは誰だよ…』

 

 

『残された俺たちはどうなるんだ!?』

 

 

『経営者代わるってさ…』

 

 

『このサービス、この会社が好きで入ったのに…』

 

 

『このサービスは不採算だから部署ごと無くなるってよ!?』

 

 

この会社がそうならない事を願うばかりです。

 

 

 

私ごときが偉そうな事を言える立場ではありませんが、微力ながらも多くの中小企業様のお手伝いをしてきて

大きな違和感を感じずにはいられません。

 

 

『日本の企業って、日本の中小企業のあるべき姿って、こうじゃないでしょ!?』

 

 

しきりにそう思います。

 

 

私の知っている優良な中小・零細企業は、経営者や株主だけが巨万の富を手に入れるなど微塵も考えていません。

 

 

取引先(お客様)への責任。

 

 

仕入れ先への責任。

 

 

そして何よりも、日々頑張ってくれるスタッフの、その家族への責任。

 

 

その『重たい責任』を果たすために、どうやって会社を存続させるか。

 

 

私が今お手伝いしている会社では、そんな話ばかりす。

 

 

地域に密着して、良い商品・サービスを適正価格で販売し、利益を生み、雇用を創造して、税金を納める。

 

 

会社をうっぱらってしまったら誰がその『責任』を果たすのか???

 

 

『そんな時代ではない』

 

 

『考えが甘いな』

 

 

『理想論でしょ(笑)』

 

 

本当にそうでしょうか。

 

 

少なくとも私の顧問先の全ての経営者は、こんな時代でも、甘い考えと言われても、全力で理想を追っている。

 

 

私は、そういった頑張る中小・零細企業をこれからも全力でサポートしよう。

 

 

 

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押し売りしてませんか!?

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

自動車ディーラーで定期メンテナンスを受けた時のことです。

 

 

担当の営業マンから『水弾きが良くなるので¥1,080でワックスしませんか?』と言われました。

 

 

ワックスしたら水弾きすることくらい知っています(笑)

 

 

たまたまワックス強化月間だったのかな(笑)?

 

 

 

私:『外置きだけど、このシミ(外置き特有の垂れシミ)も無くなりますか?』

 

 

担当者:『いや、それはちょっと無理ですね…』

 

 

私:『ですよね。なら結構です』

 

 

 

自動車のセールスマンなら車を見ればすぐに外置きであることが分かる私の愛車(笑)

 

 

一体何のために『水弾きワックス』を勧めてきたのか。

 

 

会社に言われているから?

 

 

強化月間だから(笑)?

 

 

しばらくして検査が終わると、担当者が来て今度はこう言いました。

 

 

 

担当者:『バッテリーの状態が非常に悪いですね。今在庫はあります。¥25,000で替えれますが、どうしますか?』

 

 

私:『どういう状態ですか?』

 

 

担当者:『(テスターの検査結果レシートを見せて)この値が低いですね~。普通だとこの上の値に近いのですが、ちょっと低すぎます』

 

 

私:『えっ、でも全然平気ですよ?バッテリー上がったことも無いし』

 

 

担当者:『そうですか。走行が少ないのでちゃんと充電されていないのだと思います』

 

 

私:『このままだと何か問題ありますか?』

 

 

担当者:『エンジンを掛ける時に一番負担が掛かりますので、今後は支障が出る可能性はあります』

 

 

私:『そうですか…。では、何か支障が出たら替えます』

 

 

担当者:『そうですか、分かりました』

 

 

 

自分ではない検査スタッフが、機械を使った誰でも出来る簡単な検査をやって、あたかも『ちゃんと検査しました』

と言わんばかりの対応でお金を払うかどうかの判断を求めてきました。

 

 

知り合いに自動車整備を20年やっているプロの自動車整備士がいて、ディーラー整備(整備士)の品質(技量)の低さ、

どんな検査をやるかを全て知っていたので少々腹が立ちました。

 

 

『(心の中で)あなたは客をなめてるのですか?』

 

 

まぁそんなことはどうでも良いのですが、ド素人のお客様に対して、実はあまり大したことのない検査結果を、

あたかも一大事かのようにもってきて商品やサービスを売ろうとする。

 

 

こういうスタンスでやっているから自動車ディーラーというサービスは衰退していくのだと思います。

 

 

先ず、現場で整備を最低3年実務経験をしっかり積んでから営業担当やセールススタッフにならないと、

いくら高い費用をかけて『営業ノウハウ』の研修に出しても全く意味は無いでしょう。

 

 

新卒で1、2年の新人さんならまだしも、50代のベテランセールスマンがこの対応では、世界のTOYO●●でも

国内需要を獲り続けていくことは難しいでしょう。

 

 

『ド素人だから簡単に丸め込める』と思ってどの客にも同じ対応をしていたら、どこかで痛い目に遭う。

 

 

そういう『緊張感』というか『危機感』というか…を持って対応すべきだし、尚且つ『プロとしての経験則』に基づく

『提案やアドバイス』が出来ないと大事な既存客がどんどん逃げていくように思います。

 

 

お金を支払った後に知り合いから、

 

 

『何だよ、普通に使ってるだけならバッテリーなんて2年や3年で替えなくたって平気だよ!』

 

 

『えぇっ、そうなの!?何だよ騙された(怒)!!!』

 

 

こんな話を聞かされたら、もう二度とこのお店で新車購入やメンテナンスを受けようと思わなくなります。

 

 

皆さんも、今一度自社の営業スタイルを見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

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