業界の常識は非常識

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

 

先日、所属しているある業界団体の勉強会でアパレル会社さんのお話しを拝聴しました。

 

 

 

このアパレル会社さんは、元は卸がメインで商売をされていましたが、四代目の現社長が業界の急速な

衰退を予感してEC(イーコマース)を使った直販を始められました。

 

 

 

ECの黎明期ということもあり、最初はなかなか売れず大変なご苦労をされたそうです。

 

 

 

それでも諦めず努力を継続され、今では業界では知らない人がいないくらい知名度も業績も抜群の企業になりました。

 

 

 

示唆に富んだ様々なお話しをお聞きしましたが、その中で個人的に最も印象に残ったのがタイトルにもなっている

 

 

 

『業界の常識は非常識』

 

 

 

という言葉です。

 

 

 

『業界の常識通りに経営していたら会社は潰れる』と言われていたのが印象的でした。

 

 

 

悪しき業界慣習に従った商売を継続していては、自社の業績や業界の衰退を黙認することになり

いずれは同業他社と共倒れになるということです。

 

 

 

実は、私が現在顧問をさせていただいている各社さんも、業界の常識を非常識ととらえ、早い段階から

異端児的に業界慣習に風穴を開けてきた企業ばかりです。

 

 

 

例えば、卸会社がメーカー化したり小売業に参入したりということです。

 

 

 

しかし、当然の話ですが、卸会社が小売業に参入するということは、卸先(客先)と同じ商売を始める

ということですので、同業社からは勿論、卸先(客先)からも批判を受けることになります。

 

 

 

かといって、下がり続ける業績を黙認することは出来ません。

 

 

 

社運を掛けて思い切った舵きりをした訳です。

 

 

 

当時は白い目で見られることもありましたが、各社とも様々な苦労を乗り越えて業績を立て直したり

大きく売上を伸ばして成長して、業界を背負って立つ企業へと変身しています。

 

 

 

今では逆に、当時の非常識な行為が業界のスタンダードになっていたりします。

 

 

 

ここで重要なのは、決して本業を捨てるということではないという点です。

 

 

 

いかに本業を活かすか?

 

 

 

あくまで本業にドメインに置いて、業界的には非常識な取り組みを実行し、本業を復活させる。

 

 

 

こういった発想と取り組みが重要であると思います。

 

 

 

本業を捨てて、これまでにやったこともない新規事業を始めたところで上手くいくはずがないのです。

 

 

 

それは、過去多くの企業がチャレンジしてことごとく失敗の運命を辿ってきた歴史が証明しています。

 

 

 

いずれにしても自社が所属する業界が古ければ古いほど様々な業界慣習がつきまといます。

 

 

 

それらにとらわれず、時流に適応しながら柔軟な経営を行い、最終的には業界を違った角度から

復活させたり盛り上げるのに貢献するということが大事なのだと思います。

 

 

 

さながら、日本のプロ野球選手がメジャーに行って経験を積んで帰ってくることで、日本の野球が

また良くなる・強くなるというような感じですね。

 

 

 

 

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クレームの本質を理解して対応する

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

ここ数年、顧問先の各企業で「ややこしいクレーム」や「理不尽なクレーム」が増えています。

 

 

ニュースでもたまにひどい内容のクレームで事件が起きていたりしますね。

 

 

しかし、実はクレームの内容をよくよく分析すると、余程理不尽なクレームを除いては、最初からいきなり

大きなクレームになることは少ないのです。

 

 

その対応の過程でお客様はモンスタークレーマー化していくケースが多いです。

 

 

 

では、お客様はなぜクレームを言ってくるのでしょうか?

 

 

 

●せっかく買ったのに残念…

 

 

●この商品を楽しみにしていたのに…

 

 

●今から使うのにどうしよう…

 

 

●他人へのプレゼントなのになぜ…

 

 

●いつも買っている商品なのに…

 

 

●あれだけ安心、安全、高品質って謳ってたのに…

 

 

 

このような気持ち、つまり期待を裏切られた時に本来の『クレームの芽』は発生します。

 

 

しかし、すぐに大きなクレームにはなりません。

 

 

その後の対応の仕方やスピードでクレームは大きく発展してしまいます。

 

 

つまり、お客様の希望・要望に対し、お店(会社)側の対応が食い違った時です。

 

 

お客様が、自分が購入した『商品』や『お店(会社)』に何を期待しているのかを正しく理解することで

クレームの防止につながりますし、クレームが大きくなってこじれる事も少なくなるでしょう。

 

 

 

上述の通り、クレームが発生した時は、その際の『初動』と、その後の『対応内容』によって

小さく収まるか、大きくひどくなるかが分かれます。

 

 

クレーム対応のポイントは次の3点です。

 

 

 

 

1)誰が対応するか?

 

 

2)いつ(スピード感)対応するか?

 

 

3)どう応対するか?

 

 

 

 

『初動とその後の具体的な応対』

 

・クレームが起こっても焦らず、急がず、嫌がらず。

 

 

・上司に隠さない。自分だけで無理に解決しようとしない。

 

 

・基本はクレームを受けた人が最後まで対応する(たらい回しにしない)。

 

 

・上司の対応がやむを得ない場合は理由を述べて早めにバトンタッチする。

 

 

・実は、クレームを言う方も嫌な思いをしていると思いながら応対する。

 

 

・感情的になったり、(原因が分からないのに)やたらペコペコしない。

 

 

・先ずはお客様の意見(クレームの内容)を正確にヒアリングする。

 

 

・意見(クレーム)の中身を正確に理解する。

 

 

・同じ説明を何度もさせない。

 

 

・お客様の希望を聞く(交換、返品、返金、意見を言いたいだけなど)。

 

 

・誰が(何が)悪いのか判断する。

 

 

・お店のスタンス(理念や方針)と照らし合わせる。

 

 

・(個人ではなく)お店(会社)としての回答を述べる。

 

 

・お店に非がある場合はすぐに謝罪する。

 

 

・クレームを言ってきた当事者以外にも迷惑を掛けていないか気遣いの気持ちを大切にする。

 

 

・お客様の期待にも配慮した謝罪を心掛ける。

 

 

・すぐに「返品」や「返金」にしない。

 

 

・クレームを共有する。

 

 

・クレームの原因が何かを特定し、再発防止策をすぐに実行に移す。

 

 

・時間を空けて再発防止策が実行されているかチェックする。

 

 

 

一番悪い対応は、

 

 

『またクレームか…。それくらいこの時期は仕方ないんだよな…。うるさいから取りあえず返金しとこう』

 

 

このような対応です。

 

 

 

お客様の意見の中身や希望を聞かなかったり、責任の所在を明確にしな間に

すぐに「返品」や「返金」をしてしまうのは危ないです。

 

 

例えば、私の顧問先のスーパーでこんなケースがありました。

 

 

 

客:『この野菜腐ってたんで交換してください』

 

 

スタッフ:『この商品は、いつお買い求めいただきましたか?』

 

 

客:『1週間前だけど』

 

 

スタッフ:『どのような保管をされていましたか?』

 

 

客:『車の中に置きっ放しでしたが…』

 

 

 

これだけ聞くと、『そんなバカな!!』と思われるでしょう。

 

 

これは特異なケースですが、嘘のような本当の話で実際にこのような人は激増しています。

 

 

何も聞かず、お店(会社)の意見も言わず「返品」や「返金」で対応してしまったらその後どうなるでしょうか?

 

 

時には毅然とした態度で対応することも必要なのです。

 

 

また、お店(会社)の中に『クレームに対するポリシー』が無く、ただひたすら謝罪するなども

感情を逆なでしてしまいます。

 

 

『何に対して怒っているか分かってるの?』などと言われたらお終いですね…。

 

 

そうならないように、クレームが発生した時の全スタッフ共通のオペレーションを決めて周知徹底しておきましょう。

 

 

 

 

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脇道に逸れず自分の本流をいく

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

今日は少し長い時間車で移動しなければならなかったのですが、たまたま聞いていたTVの音声で

俳優の大和田伸也さんが高倉健さんにお世話になったエピソードを話されていました。

 

 

大和田伸也さんは売れない役者時代を長らく過ごし、ようやく巡り合ったチャンスを見事に活かして

人気俳優の道を歩み始めたそうです。

 

 

しばらくして『誠実な若者の役』で主演を演じることになり、そのドラマが大ヒットしたそうです。

 

 

すると、その後に入ってくる役は同じような『誠実な若者の役』ばかりになったそうです。

 

 

与えられた役を頑張って演じることで大和田伸也さんは役者として花開いたのです。

 

 

しかし、役者という仕事に慣れてくるに連れて『自分はもっと色々な役を演じたい!』と思うようになっていったそうです。

 

 

そんな時、憧れの大スター高倉健さんと共演することになりました。

 

 

共演の合間の休憩時間に、思い切って高倉健さんに自分の正直な思いをぶつけたそうです。

 

 

 

『自分には誠実な若者の役ばかりしか来ないが、本当はもっと他にも色々な役を演じたい』

 

 

 

若い大和田さんのこの相談に対して高倉健さんが優しく次のようにアドバイスをされたそうです。

 

 

 

『君が言っている”色々な役”というのは枝でしかない。君の根幹となる役に徹しなさい』

 

 

 

高倉健さんが一般の人々からだけでなく多くの同業者からも長きに渡って愛され

尊敬される理由がよく分かりました。

 

 

役者業のことはよく分かりませんが、役者に慣れてきて色々な役を演じたくなるという

大和田さんの気持ちは理解出来ます。

 

 

私も駆け出しのコンサルタント時代、少し仕事が出来るようになって天狗になった時期がありました。

 

 

自分が開拓した業界が地味でカッコ悪いので、もっと目立つ花形の業種に鞍替えしようと思った時期もありました。

 

 

しかし、一つの業種を究められないコンサルタントに、どうして他の業種のコンサルタントが務まるでしょうか。

 

 

自分の本流(根幹)は何か?

 

 

 

『一点突破、全面展開』

 

 

 

この言葉が無ければコンサルタントとしてかなり遠回りしていたに違いない。

 

 

 

『一点突破=一つの仕事をとことん極める』

 

 

 

『全面展開=一つを究めたら同じやり方で別の仕事を究める。その繰り返しで他の業種にも徐々に対応出来るようになる』

 

 

 

きっと高倉健さんも若かりし頃の大和田伸也さんにそのことを伝えたかったに違いない。

 

 

このような素晴らしいアドバイスが出来る高倉健さんは勿論素敵なのですが、それを素直に受け入れて

実行に移した大和田さんの人間性もまた素晴らしいと思います。

 

 

今後もブレることなく、自分の信じる本流をとことん追求しよう。

 

 

 

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自分の目・耳・肌で感じる

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



少し前のことです。定食屋に入ってたまたま見ていたお昼の情報番組で、白鳳関が優勝を掛けた大一番で
日馬富士関と対戦した時の『勝ち方』についてTVのコメンテーターが様々な発言をしていました。


俳優、歌手、経済評論家、教師もいたかな?


色々な人たちが専門家気取りで『もっともらしい発言』をしていました。


併せて、街中の一般人100人にこの件についてアンケートを取ったデータも公開していました。


最初から最後まで、聞いていて非常に不愉快、何かおかしい。


今日の番組などはもっとひどい内容でした。


ある有名な商業集積地での火事について、その地をこよなく愛する人々の意見に交じって


『そこには行ったことはないんですが、店舗が密集しているのでやはり危険ですね。
もっとこういう対策をしなければいけませんね』と発言していました。


また、最近頻発している子供の虐待事件について、子育てをしたことのないコメンテーターが綺麗な言葉を並べ立てて
ドヤ顔で偉そうなことを言ったりしていますね。


しかし、彼らは相撲をやった事がない、現場に行った事がない、子育てをした事がない『ド素人』です。


にも関わらず、司会者はド素人のコメンテーターに意見を求めまくる。


ド素人の彼らも専門家気取りでドヤ顔で答える。


確かに超頭のいい人たちなので、綺麗な言葉で『正義』を語るわけですが、それを聞いていて
『ド素人が何でそんな偉そうな事が言えるの?』と、甚だ違和感を感じてしまいました。


ド素人の、その場の感情に任せた上っ面だけのコメントが全国ネットで流れ続ける。


もっと悪い事には、著名人や肩書のある人のコメントだから『それが真実』と思ってしまっている人が結構多い。


最近では情報おまとめサイト(キュレーションサイト)が非常に流行って(横行して)おり、電車で隣に
座っている人が閲覧しているのをよく見かけます。


しかし、マスメディアやインターネットの情報は確かに正しいものもあり、便利ではあるのですが
話半分以下に聞くくらいで丁度良いように思います。


真実は自分の目で見て、耳で聞いて確かめなければ本当かどうかは分かりません。


古巣の大手コンサルティング会社のもっとも尊敬するコンサルタントのお一人である小山さんは
常に『現場が大事』と仰っていました。


ですので、経営者業をやりながらもずっと現場に出続けておられました。


社長時代には『経営者業が7割で現場3割やる』そのような事をよく仰っていました。


情報を得る時は、やはり自分で現場に行って仕入れた生きた情報をインプットすべきだと強く思います。


また、視聴率が取れれば何でもいいのか。売上が取れればどんな売り方、どんな商品でもいいのか。
自分への戒めも兼ねて改めて思う次第です。




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小田原の蒲鉾一番店『鈴廣』に学ぶ

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



先月末に顧問先の社員旅行に同行させていただいた際に小田原市にある蒲鉾専門店「鈴廣」を見学しました。


一般の企業でもEC企業(ネットショップ)でも、ぜひ一度は見学をお勧めします。


地場にある資源をフル活用した非常に優れた企業の一つだと思います。


今回は、そんな鈴廣さんの見学で感じたポイントをご紹介します。




【立地】

新幹線小田原駅から車で約10分、箱根登山鉄道の風祭駅前かつ東海道(1号線)沿線で
小田原厚木道路の箱根口が目の前という好立地をそのまま観光地化している。



【見学のポイント】

目前に広がる海からの新鮮な海産物と箱根温泉を活かしたビジネスモデル


電車客、マイカー客、バス団体客をそのまま入店させる


『お土産』、『食事(飲酒)』、『休憩』という旅にまつわる三種の神器とも言うべきサービスをハイクオリティで提供


ハイイメージつき大衆商法を実践して『超プッシュ方売り場』を展開
⇒『1商品、1コーナー、1ターゲット、1コンセプト、1提案』がいくつも展開


各コーナーにある試食(ケチケチした少量ではなく大量に新鮮な試食が置かれている)


地元の魚を使った蒲鉾コーナー
⇒『今日は漁獲が少なかったので商品のご用意がありません』


商品を包む風呂敷販売コーナー
⇒日本独自の伝統文化も伝える


通販顔負けのラッピングサービス


地場商材とのミックス提案(※蒲鉾と地ビール)


イートインコーナー(※これは外せないポイント)


夏休みの子供連れには欠かせない蒲鉾作り体験コーナー


おはぎ・饅頭コーナー
⇒蒲鉾のメインターゲットである中高年者の「一休み」には欠かせない


高級商材販売コーナーは別棟にして営業
⇒創業150年にふさわしい暖簾と看板


高級和菓子店のような雰囲気と商品パッケージは『羊羹のとらや』を彷彿とさせる


蒲鉾1本¥3,500、職人が細工を施した蒲鉾1本¥3,800など


少し低めのガラスケースの中に商品サンプルと和紙などに書かれた商品説明


女性店員さんは丁寧で物静かで落ち着いた接客


字がキレイ(※これは実は重要なポイント)




【総評(カンブリア宮殿の村上龍的に読んでくださいw)】

見学を終えて、出口はこんなことを考えた。


蒲鉾という一点突破商品を磨き続けて150年。


表の顔は老舗蒲鉾メーカーでありながら、実は『旅行にまつわるお土産・食事(酒)・休憩』
の三大サービスを提供する一大コンツェルン。


老舗の看板にとらわれることなく、その時代の最先端をゆきながら
観光業的なビジネスモデルで地元に貢献している。


多くのファンに愛され次の100年を見据えて変化することを恐れない。


地元の観光資源と水産資源をフルに活かしながら『老舗として変えてはいけないこと』と
『老舗を守り続けるために変えなければならないこと』を巧みに使い分る
地域活性化請負企業だと感じた。



皆さんも、小田原に行かれた際にはぜひ見学してみてください。



鈴廣:https://www.kamaboko.com/


鈴廣の理念:https://www.kamaboko.com/corporate/


ネットショップ:http://ec.kamaboko.com/




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人の振り見て我が振り直せ

みなさん、こんにちは。


中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。



出張帰りに空港から移動するためにバスを待っている時に何気なく道路を挟んで
向かい側に停車しているタクシー群を眺めていました。


バスレーンと一本道を挟んだ向かい側がタクシーレーンなので、バス待ちしている客からは
客待ちしているタクシーは丸見えです。


新聞を読んでいるドライバー、タバコを吸っているドライバー、ハンドルに足を掛けて寝ているドライバー
わざわざ下車して数台後ろのドライバーのところまで行って談笑しているドライバー。


お客様を乗せる社内で平気で喫煙したり、大事な商売道具に足を乗せて居眠りしたり。


客待ちする姿も様々なドライバーがいます。



そんな姿を見たお客様はどう思うのだろうか?


そんな人が運転するタクシーに乗りたいと思うだろうか?


そんな先輩に教えてもらう後輩(若手)はどう思うのか?


そんな環境で育った若手ドライバーはどうなるのか?


そんなドライバーに仕事をさせる会社はどんな会社なのだろうか?


そんなタクシー会社ではどういう教育をしているのか?



『俺はこのやり方で長年やってきたんだから誰にも文句は言わせねぇよ。これが俺のやり方なんだよ』



そんな声が聞こえてきそうな気がしました。


仕事中にそんな醜態をさらす恥ずかしさ云々はさておき、会社に泥を塗るような行為を
平気でするこの人たちは一体何を考えているのか。


『誰が、いつ、どこで見ているか分からない(だから気を引き締めなければ)』


会社から給料を貰うサラリーマンとして、後輩を教育する立場にある先輩としてどうなのか。


それを放置する、当たり前のことが出来ない業界に未来はあるのだろうか。


自分への戒めを込めて…。




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人が辞めない会社づくり

みなさん、こんにちは。


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『人が辞める』



『会社の方針を理解しない人がいる』



これらの課題は、企業にとって売上アップと併せて最も難しい課題の一つですね。


私の顧問先各社でも、業績はすこぶる良いが同じ課題で悩んでいる企業が少なくないです。


『こうすれば即効で解決する!』という答えが有るわけではないので本当に難しく時間がかかります。


『人の想い・感情が関わる』問題だけに、社長の独断で何とかなるという問題でもありません。


そもそも、なぜ人が辞めるのでしょうか?


なぜ会社の方針を理解しないのでしょうか?


私も3社を経験して自分の会社を創ったので『会社を辞める』という気持ちは少なからず理解できます。


『やりたい事(自分の夢)が有るから辞める』という理由をよく聞きますが、実際は次のようなネガティブな理由で会社を去る人が多いのではないでしょうか。



●会社の方針に合わない(合わせることができない)


●上司(中小企業の場合は社長)と合わない


●イジメに合っている


●稼げないので肩身が狭い


●仕事内容がしんどいから



中には優秀なので『お金』や『経営者の魅力』に引っ張られてヘッドハンティング的に会社を去るという場合もありますが、これは稀だと思います。


往々にして、どのような理由で辞める場合でも、上記のうちのいずれかに該当している場合が多いのではないでしょうか。


いずれにしても、せっかく入った会社を辞めるというのは、双方にとって時間もお金も無駄になってしまいます。


あれこれ小手先の解決策を模索するよりも、先ずはマクロで根本的な原因をとらえる必要があるように思います。


では、どうすれば人が辞めない会社になるのでしょうか。


これは、企業にとって永遠の課題であるように思います。


冒頭で述べた通り、この問いに対する明確な回答は無いように思いますが、成長し続け、存続していくためには避けて通れない道です。


私の顧問先各社で実践している取組みを挙げますので、少しでも読者の皆さんの参考になれば幸いです。



1)経営理念や事業コンセプトを共有し理解してもらう


2)経営理念や事業コンセプトを繰り返し伝え続ける(※2)は一回では理解されないので)


3)創業からの歴史を理解してもらう


4)社長の人間性(生き方、考え方)を理解してもらう


5)社長とコミュニケーションを取る機会を増やす(会議、飲み会、研修、勉強会、親睦会など)


6)社長一人の『好き・嫌い』ではない公平な評価制度を創る


7)採用で吹き過ぎない(※ありのままの姿を語る。入社後のギャップが大きいとダメージは大きいものです…)


8)適度な責任や研修制度など『成長』を実感できる仕組みを創る


9)新規事業(業界では異端的な内容)を常に模索し実行に移す


10)数字に強く具体的なアクションプランと数字が連動した方向性が見える



つまり、



●将来の不安を感じないようにする


●経営者や会社の方針が理解できるようにする


●経営者の人間性を高める


●適正な評価制度を用意する(※定量と定性のバランスが取れた制度)


●自分の強みや長所を活かせる環境を創る



コンパクトにまとめると、このような表現になるのではないでしょうか。


『この会社で頑張って幸せになろう!』と思ってもらえる環境を経営者が真剣に考え、実行する。


いずれにしても、企業の成長と存続のためには、上に挙げた1)~10)のような取組みを根気よく実行し続けるしかないように思うのです。




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伸びている企業の特長

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今日は『伸びている企業の特長』を書きだしたいと思います。


ここで言う『伸びている企業』というのは、IT業界でよく見られる『売上が昨対比200%!!』のような

『一発屋』的な売上の伸びではなく、『緩やかだが毎年安定して成長している企業』という意味です。



●社長が『勉強好き・素直・プラス発想』である


●経営者が一番働いている


●理念や事業コンセプトがある


●理念や事業コンセプトで会社のスタンスを明確にし共有している(そして継続している)


●多角化せず本業をドメインに添えて事業展開している


●正当な評価がされる(報酬面)


●成長を実感できる


●会社が儲かっている(業績が伸びている)


●コミュニケーションを取っている(会議、飲み会、研修、旅行など)


●規律(躾・マナー)に厳しい風土がある


●年功序列ではない(能力重視、能力に関係なく昇進・昇級することはない)


●勉強好きな風土がある


●責任が大きい仕事を任される(放置プレーではない)


●数字を開示している


●収益性、社会性、教育性、を追求している(この順番)


●5Sを徹底している(職場、道具類、身だしなみ、仕事の全てがキレイ、美しい)


●経営者が謙虚で威張らない、自慢しない、見せびらかさない


●経営者が質素・倹約を実践している(ローコスト意識が高い)


●仕入れ先を大事にしている(お客様はもちろん)


●社内外問わず冠婚葬祭を大事にしている


●先代(創業者、思想、ビジネスモデル)を大事にしている


●ケンカしない(負けて勝つ、負けどころと勝ちどころの分別)


●常に新規事業を考えて安定した先行投資を実施している(安定・安泰を良しとしない)


●事業承継を意識している


●『人づくり』に投資している



これは、私のこれまでの経験則で書いたものですが、皆さんはどのようにお感じになりますでしょうか?




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