みなさん、こんにちは。
中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。
平日のイオンモールを訪れて感じたことがあります。
それは『小売業って難しいなぁ…』ということです。つくづくそう思います。
年末年始商戦もバレンタイン商戦も終わったけれど、まだ『ファイナルセール』というセールをやっていました。
閑古鳥が無く専門店街では『50%OFF』は当たり前。
中には『80%OFF!!』という看板もあります。
80%OFFって、どういうこと…!?
やりたくてやっているのか、やらざるをえないのか分かりませんが、イオンが家賃を負けてくれるわけではないので
これは本当に大変な事だと思います。
『廃棄するくらいなら少しでもお金に換えた方がいいから』
特にアパレル関係者の多くはそのように言われます。
でも、本当にそうでしょうか?いつも疑問に思います。
今年は暖冬だったのでアパレル業界は本当に苦戦されていることと思います。
しかし、この看板を見て一般消費者(お客様)はどう思っているのでしょうか?
『やった!超安いじゃん!!』と喜ぶのでしょうか。
それとも『80%OFFって、どんな商品売ってんだよ…』と冷ややかな視線を送るのか。
新規客は前者かもしれませんが、新入荷で同じ商品を定価で購入した既存客はどう思うでしょうか。
『そんなことまでいちいち考えてられないよ』
『業界では当たり前なんだよ!』
多くの同業社から一歩抜け出すには何をすべきか。それを考えるのも経営戦略の重要なポイントであると思うのです。
過去の仕入れデータ、売上データを見てから仕入れを起こすことは当然ですが、過去の気象動向まで
確認している方は少ないと思います。
今シーズン失敗した企業は、おそらく今年の冬物商戦でこんな感じになるのだと思います。
『昨年暖冬で痛い目に合ったから今期は少なめに仕入れておこう…』
そんなシーズンに限って寒い日が続いて在庫切れでチャンスロス…。
そうならないためにも、過去の気象データをはじめ、あらゆる過去のデータを駆使して、かなり前から時間を掛けて
事前準備をしなければならないと思います。
頭の良い人たちが作成した有益な各種データが世の中にはたくさん存在します。
特に国が出しているデータは使い方次第でかなり使えます(100%正しいかどうかは各自で判断してくださいね)。
【参考データ】
●気象庁『過去の気象データ』
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=62&block_no=47772&year=2013&month=4&day=1&view=
●総務省『統計データ』
http://www.stat.go.jp/data/
●経産省『統計データ』
http://www.meti.go.jp/statistics/
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