みなさん、こんにちは!
法人営業(BtoB)コンサル&集客支援専門の出口総合コンサルティングの出口です。
今日は辛口の内容でBlogを書きます。
昨日までの売上を見て喜びに浸っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、増税前の『駆け込み需要』で売上が上がるのは当たり前です。極論を言うと、『放っていても』勝手に売れます。
でも今回のような『超特殊な状況』は、商売をしている長い歴史の中で『1回か2回あればラッキー』程度の『異常事態』だと理解(覚悟)しなければなりません。
勿論、儲けられる時に儲けるのが商売の鉄則ですので、売上が上がって喜ぶのは結構です。
でも利益率はどうでしたか?
受注対応や出荷対応による人件費増加、物流コスト増加、クレームによるコスト増加などなどは発生していませんか?
また、4月1日からの売上確保対策は十分に出来ていますか?
消費税が8%にアップすることが決まったのは2013年10月1日です。
小売業である皆さんがこの時点で先ず着手すべきことは、『増税後の消費者の消費動向』を読むことでした。
1989年4月の竹下登内閣で実施された税率3%への消費増税はバブルの最中の出来事でした。
ですので、増税後でもそれ程大きな消費減速は無かったのです。
しかし、バブル崩壊後の1997年4月の橋本内閣時に実施された税率5%の引き上げでは、その後の消費の冷え込みによるダメージが大きかったのです。
そして今回は、過去二回の増税以来17年振りとなる訳ですが、今の景気動向から判断して8%への引き上げ後に消費動向はどうなるのか?
予想される事態は次の通りです。
●年明け以降、駆け込み需要が発生すること
●駆け込み需要獲得のために安売り競争になること⇒利益率が下がる
●駆け込み需要の反動により4月、5月のキャッシュフローの悪化が起こること
●駆け込み需要の反動として増税後に買い控えが起こり売上が低迷すること
●時期的に消費が回復するとしても夏のボーナス直前(7月)からしか回復ないこと
大手百貨店や量販店では増税後に使えるクーポン券を配布するなどの対策を講じました。
さて、皆さんはどんな対策を講じましたか?
食品などの生活必需品を売る小売業は一週間もすれば徐々に消費は回復してきそうですが、高額品やぜいたく品を売っているような業態では、上記の通り、かなり長期間に渡って消費が冷え込む可能性があります。
『結局増税前より安売りして現金化するしかなかった…』というような事態にならないように、ぜひ対策を講じていただきたいと思います。
今からでもまだまだ間に合います。
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出口 康介(イデグチ コウスケ)