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脇道に逸れず自分の本流をいく

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

今日は少し長い時間車で移動しなければならなかったのですが、たまたま聞いていたTVの音声で

俳優の大和田伸也さんが高倉健さんにお世話になったエピソードを話されていました。

 

 

大和田伸也さんは売れない役者時代を長らく過ごし、ようやく巡り合ったチャンスを見事に活かして

人気俳優の道を歩み始めたそうです。

 

 

しばらくして『誠実な若者の役』で主演を演じることになり、そのドラマが大ヒットしたそうです。

 

 

すると、その後に入ってくる役は同じような『誠実な若者の役』ばかりになったそうです。

 

 

与えられた役を頑張って演じることで大和田伸也さんは役者として花開いたのです。

 

 

しかし、役者という仕事に慣れてくるに連れて『自分はもっと色々な役を演じたい!』と思うようになっていったそうです。

 

 

そんな時、憧れの大スター高倉健さんと共演することになりました。

 

 

共演の合間の休憩時間に、思い切って高倉健さんに自分の正直な思いをぶつけたそうです。

 

 

 

『自分には誠実な若者の役ばかりしか来ないが、本当はもっと他にも色々な役を演じたい』

 

 

 

若い大和田さんのこの相談に対して高倉健さんが優しく次のようにアドバイスをされたそうです。

 

 

 

『君が言っている”色々な役”というのは枝でしかない。君の根幹となる役に徹しなさい』

 

 

 

高倉健さんが一般の人々からだけでなく多くの同業者からも長きに渡って愛され

尊敬される理由がよく分かりました。

 

 

役者業のことはよく分かりませんが、役者に慣れてきて色々な役を演じたくなるという

大和田さんの気持ちは理解出来ます。

 

 

私も駆け出しのコンサルタント時代、少し仕事が出来るようになって天狗になった時期がありました。

 

 

自分が開拓した業界が地味でカッコ悪いので、もっと目立つ花形の業種に鞍替えしようと思った時期もありました。

 

 

しかし、一つの業種を究められないコンサルタントに、どうして他の業種のコンサルタントが務まるでしょうか。

 

 

自分の本流(根幹)は何か?

 

 

 

『一点突破、全面展開』

 

 

 

この言葉が無ければコンサルタントとしてかなり遠回りしていたに違いない。

 

 

 

『一点突破=一つの仕事をとことん極める』

 

 

 

『全面展開=一つを究めたら同じやり方で別の仕事を究める。その繰り返しで他の業種にも徐々に対応出来るようになる』

 

 

 

きっと高倉健さんも若かりし頃の大和田伸也さんにそのことを伝えたかったに違いない。

 

 

このような素晴らしいアドバイスが出来る高倉健さんは勿論素敵なのですが、それを素直に受け入れて

実行に移した大和田さんの人間性もまた素晴らしいと思います。

 

 

今後もブレることなく、自分の信じる本流をとことん追求しよう。

 

 

 

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〒532-0011 大阪市淀川区西中島5-6-13 新大阪御幸ビル6F

TEL:06-6195-2266 / FAX:06-6195-9746

【お問合せはこちらからどうぞ: ideguchi@ide-con.com 】

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社長ができない事を求めるべからず

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

哲学者であり教育者でもある森信三先生は、子供の躾(しつけ)について次のような言葉を遺されています。

 

 

 

■ 森信三先生 しつけの三原則 ■

 

 

(一) 朝のあいさつをする子に。
それには先ず親の方からさそい水を出す。

 

 

(二) 「ハイ」とはっきり返事のできる子に。
それには母親が、主人に呼ばれたら必ず「ハイ」と返事をすること。

 

 

(三) 席を立ったら必ずイスを入れ、
ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に。

 

 

引用元:森信三の世界(http://www.jissenjin.or.jp/

 

 

 

「挨拶する子」、「返事する子」、「後片付けする子」に育てることが躾(しつけ)だと。

 

 

私も三人の子供がいるので毎日のようにこの三点を子供たちに言っています(笑)

 

 

というか、叫んでいます(笑)

 

 

親戚の「お下がり」でいただいたオモチャや本が山のようにあるので、特に「後片付け」については毎日です。

 

 

それはさておき、森信三先生の「しつけの三原則」で最も注目すべき点は、子供に「挨拶する子」、「返事する子」、

「後片付けする子」を言い聞かせなければならないということではなく、先ず親が日頃から率先して模範を示して

いなければならないという点です。

 

 

ここで、連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉を思い出します。

 

 

これは「子育てのコツ」として、私が長女を授かって以来、父親から常々言われてきた言葉でもあります。

 

 

 

『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ』

 

 

 

山本五十六の言葉を躾に置き換えるとこうなるでしょう。

 

 

先ずは親である自分が率先してやる。

 

 

つまり背中で模範を示すということです。

 

 

次に、幼い子供でも分かるように優しく説明して実際にやらせてみる。

 

 

そして、ちゃんと出来た時はしっかり誉めて(おだてて)自信を付けてやる。

 

 

これを繰り返すことで躾として頭と躰に沁み込み、普段の立居振舞いにも表れるようになるのだと思います。

 

 

では、この内容を会社の人材育成で考えるとどうなるでしょうか?

 

 

会社(中小企業の)組織では、社長が親で、社員は子供のような関係です。

 

 

どの会社にも経営者(親)が思う「わが社の社員であるための基本姿勢」みたいなものがあると思います。

 

 

明確に言葉で書かれていない場合が多いと思いますが、社員教育や人材育成をしっかりしようと思ったら

先ずはその考え・想いを言葉にすることです。

 

 

それは、社長自身が日頃から実践している事でなければならないと思います。

 

 

社長が出来ないことを社員に求めることはナンセンスです。

 

 

「格好いいこと言っても社長全然出来てねぇじゃん(笑)」ではダメなのです。

 

 

まして社長が出来ないことを習得させるために外部の研修に出すなどというのは最も効果が出ない

やり方であると思います。

 

 

社長が日々の仕事の中で模範を示して背中で語り、社員に教えてやらせてみて、上手くいった時は

恥ずかしいけれどちゃんと言葉で誉めてやらねば人は育たないと思うのです。

 

 

 

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親即恩である

みなさん、こんにちは。

中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。

 

 

『親即恩である』

 

 

先日参加した致知出版社の基調講演で同社の藤尾社長からお聞きした言葉です。

 

 

非常に良い言葉だと思い、すぐにメモを取りました。

 

 

見たままの意味であります。

 

 

『生んでもらっただけで(こんな有り難い事はないので)親に感謝しなければならない』という事です。

 

 

この言葉だけでも大変感銘を受けるのですが、この言葉が出てくる前に

『人間という生物の特性、可能性、人間は素晴らしい、すごい、奇跡だ』云々という

お話があっての言葉ですので、なお更心に沁みるものがありました。

 

 

この話を聞きながら、ふと『会社と社員』の関係が頭をよぎりました。

 

 

顧問先のスタッフを含め、私の周囲の人たちの多くは『会社』や『社長・上司』に不平不満を持っていたり

悪口や愚痴を言います。

 

 

新卒である会社に入社した時の事です。

 

 

営業所に配置された当日に、一つ上の先輩から会社の批判を丸一日聞かされました。

 

 

そんな事が二日連続で続いたので嫌になって、三日目から一人で営業に出ました(笑)

 

 

『そんな話を聞くために先輩に同行しているのではない!』

 

 

勿論、一人で営業に出ると言っても右も左も分かりませんから、初めは何の成果も得る事は出来ませんでしたが

数ヶ月もすると契約を貰ったり、見込客を作ったり出来るようになりました。

 

 

同じ部署に配属された同期4人はその後数日(数ヶ月?)は先輩に付いて仕事をしていたようです。

 

 

幸いなことに、インテリジェンスの創業者であり二代目の宇野康秀というベンチャー企業のカリスマ経営者が

入社式でこんな事を言って下さった事が、その後の私の人生に大きくプラスに影響を及ぼしています。

 

 

 

『何も出来なくて、分からなくてもお給料が貰えて、考え方・やり方次第で自己の成長につながる様々な経験が出来る。

 

社会人って何て素晴らしいのだろう!僕は社会人に成りたての時にそう思いました』

 

 

 

今思うと、さすが宇野さんだなと(笑)

 

 

当時はあまり難しい事はとく分からなかったけど、何となく心に響いて、その言葉を胸に抱いて社会人一年目をやりました。

 

 

宇野さんの一言に感動したのと、早く営業を覚えてい一人前になりたい気持ちが強かったため

会社や上司の批判や悪口は言いませんでした。

 

 

というか、そんなこと考えている暇がありませんでした(笑)

 

 

よく考えると『会社と社員』の関係は『親と子』の関係と全く同じなのです。

 

 

特に新卒者などは、上記の通り右も左も分からないうえ、先輩の手を止めて教えを乞う訳で、会社全体で見ればその間の効率は下がる。

 

 

それでも会社の将来を背負って立ってくれるだろうという期待を込めて研修やOJTに時間もコストも使うのです。

 

 

中途採用者についても、ヘッドハンティングを除けば、金銭や好待遇を目的で転職してくる人というのは

実はあまり使い物にならない場合が多い。

 

 

私も過去に二回転職した経験があるので良く分かります。

 

 

つまり、中途半端に社会を知っていて癖のある、どうしようもない自分を拾ってもらうというのが

実は中途転職の正体なのです。

 

 

にも関わらず、やはり『会社』や『社長・上司』に不平不満を持ったり、悪口や愚痴を言う。

 

 

新卒にしろ中途にしろ、そういう意味では『会社(社長)即恩』という気持ちを忘れてはならないと思うのです。

 

 

本当に悪い事をしている会社は別にして、悪口や愚痴を言う前に自分の人間性やスキルを磨けば

実は今の環境って結構いいもんだなと気付くのが本当のところであると思うのです。

 

 

 

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