みなさん、こんにちは。
中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。
ある会社を訪問した際に、来客席の卓上に置かれていた『会津藩 什の掟』という
日めくりカレンダーを見ました。
ご存じの方も多いと思いますが、日本的な躾の在り方をそのまま表現していて心に沁みました。
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一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
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六項目などは今では当たり前の習慣になりつつある内容なだけに違和感を感じる方も多いと思います。
しかし、私の親の世代などはかなり口うるさく言われていたようです。
昔は「食物を食べる」という行為そのものに躾的な要素が大いに含まれていたようです。
・生き物(動物の命)を食べさせていただくことへの感謝
・天の恵み(作物)への感謝
・(貧しい中でも)食べられること、空腹を満たせることへの感謝
・食事作法、マナーの学習
・序列(祖父、父親の権威)の学習
親からはこのような話を聞いたことがあります。
そして、最後を締めくくる『ならぬことはならぬものです』という一文。
おじいちゃんやおばあちゃんから諭されているかのような、優しくも厳しい締めくくり方が
何とも言えない納得感を醸しだしています。
子供たちへの躾は勿論ですが、会社に入ってからの社員教育として、各社でもこのような
『訓示(=会社のルール)』を明文化することが大切ですね。
薩摩藩には「什の掟」に似た「郷中(ごじゅう)」というものがあるようです。
いずれも中学生以下の幼少期に徹底して叩き込むことが重要なようです。
会社での躾も、入社五年くらいまでに徹底して浸透させないと、時機を逃してから
(悪い習慣が身に付いてしまってから)やっても効果は出にくいでしょう。
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