みなさん、こんにちは。
中小企業売上アップコンサルティング専門 出口総合コンサルティングの出口です。
『うちは中小企業で若者が集まらないうえに昨今の人手不足で全く採用ができない…』
ここ数年、このような経営者の嘆きを耳にします。
確かに、昔から地方の中小企業は採用に苦戦してきました。
時代背景もあって、「安定した大企業に行きたい」と思う学生が多い事も確かでしょう。
しかし、「理由」はそれだけではないと思っています。
『知識偏重型の教育が子供たちの人間的な成長に悪影響を与えている』
愛読書である「致知」に登場する教育関係の学者さんや経営者の皆さんはそのように仰っています。
致知出版社の藤尾社長も、これまでのご経験からこのような事を仰っています。
『人間として、徳性を養うことと知識・技能を養うことが重要である。
我々は、その両立を図るべきで、特に、人間性向上のための人間学が重要である』
※徳性を養うことを「人間学」と言う。
また、徳性を養う「人間学」を「本学」と言う。
※知識・技能を養うことを「時務学」と言う。
また、知識・技能を養う「時務学」を「末学」と言う。
『戦後教育では、知識・技能を養う「時務学=末学」に偏重した教育が行われてきた。
その為、道徳(人間としての徳を修める道)を教えなくなった。
そこに戦後教育の問題がある。最近頻発している親殺しや子殺しは、そのへんに理由があるのではないか』
なるほど、全てがそうだとは言い切れませんが、そのような側面は大いにあるのかもしれません。
企業における人材育成についても、「知識・技能」ばかり教え込むのではなく、現場に根差した
「人間性向上」に注力しなければならないと思います。
企業の採用活動についても、大学名(学歴)ではなく、『人間性重視』の採用を心掛けるべきでしょう。
これまでに、
・どのような目標を設定し
・どのような事に注力し
・壁を乗り越え
・誰に感謝しているか
そういった質問を投げかけることによって、その人の「人となり」を理解することが出来ると思います。
そう考えると、採用側の人間的なレベルの高さも必要であるということになります。
採用後に定着して頑張ってくれるかどうかという視点で考えると、今の会社のレベルに合った
人材しか来てくれないし、残ってくれません。
優秀な人材を採ろうと思ったら、人間的な企業レベルを上げる必要があるのです。
若者が集まらなくて採用出来ないと嘆く前に、自社の現状のレベルを理解することから始めるべきでしょう。
周囲の評判、見た目(建物とその周辺状況)、面接者の身だしなみや言動など、
面接を受ける側も会社の事をよくよく見ているのです。
選ぶ側が、実は選ばれているという自覚を持つ事も大切ではないでしょうか。
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