コンサルタントになって早10年が過ぎました。
まだまだ目標とする諸先輩方の足元にもおよびませんが、駆け出しの頃よりはお客様のお役に立てるようになったように思います。
本日、2014年1月20日、私がコンサルタント人生の大半を過ごした船井総合研究所の創業者である船井幸雄さんがご逝去されました。
私にとっては、まさに『雲の上の存在』という方です。
私が船井総研に入社した時(2004年)には既に名誉会長となられており、年に1回か2回程度お見かけする程度でした。
そのうち1回は船井総研社員が一堂に会して開かれる仕事始めの日に1泊2日で行われる『全社研修』(入社当時の2004年頃は年末に行われていました)、残りの1回は夏の経営戦略セミナーでの講演でした。
しかし、私にとって船井会長(私は入社以来、敬意を込めてずっと会長とお呼びしている)は、社会人として、コンサルタントとして最も大きな影響を受けた人物の一人です。
勿論、私のような下っ端は直接お話ししたことは無く、小山社長(当時の船井総研社長)や先輩からお聞きするお話しと著書でしか会長を知りません。
ですが、船井総研のコンサルティングの現場や皆さんのお話しや書籍で船井会長が唱える『船井流経営法』を知り、仕事と共に現場で学ぶことで大きな影響を受けていきました。
今でもたまに船井会長の昔の著書を読み返すのですが、何度読んでも毎回その中に出てくる考え方に納得したり、大事な事を忘れている自分を再確認させてくれたり、新しい気付き得ることが出来ます。
経営者であれば誰もが知る偉大なコンサルタントであり、経営者であったことは間違いありません。
今の自分の礎を築いてくれた船井総研、そしてその船井総研を創られた船井会長に感謝し、心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌